泉南市の学校 プール廃止はこの会議で決定したのではありません。
泉南市のウェブサイトには掲載されてなくて、情報公開コーナーで確認しました。
○岡田教育部長
市立学校における今後のプールのあり方についてですが、これにつきましては、これまでもいろいろご意見を賜っているところでございますが、このような形でかなり厳しい考え方をしてございます。黒丸ですが、台風21号の被害等により学校プールでは稼動できないプールがございます。かなりの修繕を要するプール、あるいは修繕に要する経費の見積もりがまだままならないというような状態があるところでございます。
つきましては、これまで高い評価をいただいているところですが、学校プール一般開放事業については、開催の見通しが立ちません。この夏は中止とせざるを得ないと考えております。当然、夏休みの子どもの居場所づくり事業については別途計画を進めておるところでございます。
同時に学校の通常授業としてとり行うプールの授業につきましても、やはり学校プールの利用自体がまだ目処が立たないこともありますので、民間の事業者が運営するプールの利用を検討しております。具体的には男里にありますサンエス温水プール、それから新家のマコトスイミングスクールなどの利用を検討しております。各プールにバスを準備して授業を行っていくということを考えております。
今のところ何とか使えそうなプールが西信達中学校プール、信達小学校プール、砂川小学校プールの3施設となっております。したがって、これまでどおり授業で使用できるのが、西信達の小・中学校、信達の小・中学校及び砂川小学校、加えて泉南中学校には鳴滝プールで、授業をしておりますが、泉南中学校においては、第二阪和を超えたところにある信達小学校のプールに歩いて行けますので、そちらを使っていただこうと考えております。
それ以外の学校については、先ほど申し上げた民間事業者のプールにバスを仕立てて移動するイメージで、今学校との意見交換をさせていただいているところです。
学校からも学校プールの一般開放の中止や学校プールを授業で利用できないのは残念だという声もございますが、我々としましては民間のプールを使うことで専門家の水泳指導による質の向上、安全管理面での向上、それから、やはり水泳指導に不慣れな若い先生も増えておりますので、そういった教員の方の負担軽減といったメリットを外部のプールを使うことで見出していきたいと考えております。
あと、学校のプールの施設設備は老朽化が進んできております。このたび修理ができない状態があり、修繕等の見通しが立たないということもございますが、今後の維持、改修コスト等を考えますと、平成31年度は先ほど申し上げた3カ所の学校プールは使用できますが、近い将来、全てのプールを閉鎖せざるを得ないと考えておるところでございます。
この20年間で全国の公立学校の25%程度が学校プールを廃止するというような報告で進んできているということもありますので、恐らくそう言った形で学校プールについては全面的に外部プールを利用する時期に移っていくというふうに考えているところでございます。
(略)
○片木教育長職務代理者
それでは、ただいまの報告に対しご質問・ご意見等はございませんでしょうか。
来年度の学校プールですが、3カ所稼働するということで、再来年から3カ所になるということではないんですか。一応今後の方向性を示されたということですか。学校プールが使用できなくなるのは、修繕等の関係で来年度はやむを得ないとしても、今後学校プールを廃止していくというのは、今後の方向性ということですか。
○岡田教育部長
はい、そうです。学校プールにつきましては、来年度、先ほど申し上げた3カ所の学校プールを稼働できても、再来年度以降は、修繕等の見通しが立たないかもしれないというところがございますので、かなりの確率で全ての学校プールが稼働できない可能性もあるのではないかと考えております。
あと、民間のプールを利用する方がよりいいという結果となれば、民間のプールを利用する方向
に切りかえると判断したいと思います。
2019.12.4 令和元年第4回定例会(第1号)本文◯12番(大森和夫君)泉南市教育委員会、平成30年(註:31年)第1回定例会会議録をいただいたんですよね。これはどういうふうにしていただいたかというと、学校プールを全廃するようなことを決めた会議録を出してくださいというふうに言うたら、これが出てきたんです。271
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