各学校プールの劣化度調査の結果


「泉南市公共施設等最適化推進実施計画」(PDFファイル)のp.40「施設及びインフラの維持管理保全策」に基づいて行革・財産活用室が「各小学校の劣化度調査の結果」を作成しました。

表の見方

建物評価 数字が大きいほど劣化が進んでいることを表します。

偏差値 泉南市の公共施設全体の中で、その建物がどのくらい劣化が進んでいるかがわかるように算出した数値。50を平均値として、50よりも大きければ平均より劣化が進んでいない(新しい)ことを表し、50より小さければ平均より劣化が進んでいることを表します。

偏差値表示マーク 55以上:◎     45以上55未満:◯     45未満:△




行革・財産活用室が出した「各小学校の劣化度調査の結果」からプール棟のみを一覧にしたもの

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どの学校のプール棟も建物評価の値が低く、偏差値は高いことから、比較的新しく、劣化が進んでいないことがわかります。

学校プールの廃止理由に老朽化が進んでいるという答弁が何度もありましたが、プールは学校の他の建物よりも比較的新しく、劣化は進んでいません。


2019.1.22(H31)泉南市教育委員会平成31年第1回定例会会議録

○岡田教育部長

 学校の プール の施設設備は老朽化が進んできております。このたび修理ができない状態があり、修繕等の見通しが立たないということもございますが、今後の維持、改修コスト等を考えますと、平成31年度は先ほど申し上げた3カ所の学校プールは使用できますが、近い将来、全ての プール を閉鎖せざるを得ないと考えておるところでございます。


2019.9.4令和元年第3回定例会(第1号)本文

 本市の学校 プール におきましては、やはりいずれも経年劣化が進んでいる。施設の安全性を確保するために、一定の修繕とか補修でしのいできてはおりますけれども、やはり運営・維持管理コストが高止まりしていた現状がございます。

 猛暑が継続しておることも含めて、今後のプールの施設のあり方について検討を行った結果、プールの授業自体も屋外から屋内へ移行させていただいている。一般開放事業も中止とする判断に至った。一般開放の再開は、毎年利用者が減ってきていた実態や、維持管理運営経費もございます。そういった費用対効果も相当減ってきているという現実と、猛暑等の安全性の確保の観点から、やはり実施が困難だと考えております。176○教育部長(岡田直樹君)

 

以下は行革・財産活用室が出した「各小学校の劣化度調査の結果」です。ピンク部分は各学校のプール棟です。他の建物と比べてみるとプールが比較的新しいことがわかると思います。


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学校プール廃止についての報告書ができました


学校プール目次

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