和気信子 議員の学校プールに関する発言

 泉南市議会議員は学校プールに関してどう考えているのでしょうか。各議員の考えを知るために、議会での質問をまとめています。

 下記にまとめたものは、私たちが気になる部分をピックアップした上に、さらにかなり切り取っています。会議録検索ページにリンクをはっていますので、是非そちらも確認してください。

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2019.3.18平成31年度予算審査特別委員会(第2号)

今までは学校プールの授業とか、それについては1人当たり何回行われていたのか

(註 この質問への答弁が見当たらない)201 ○和気委員


学校プール一般開放はもうしないと。余りにも急過ぎる。近くに本来市民プール設置すべき。

209 ○和気委員


学校プール一般解放は、プール遊びと居場所づくりの問題とは似ているけれども全然違う。一気にやめるのはひどい。平成31年度は縮小、平成32年度は学校プールの授業もやめるという、温水プールに行こうという計画ですが、もうちょっと丁寧に子供達の事をしっかりと。

214 ○和気委員




2019.3.19平成31年度予算審査特別委員会(第3号)

水泳授業の縮小、夏休み一般開放についてもなくす。保護者、子どもたちをないがしろにしているような行革のあり方はいけないんじゃないかなと思う。13 ○和気委員


学校の水泳授業の縮小、夏休みに子どもたちが楽しみにしている学校プール一般解放の廃止、子どもの教育予算をどんどん切り捨てている。41 ○和気委員




2019.3.26平成31年第1回定例会(第5号)

第6次行革のもと、学校の水泳授業の縮小、プールの一般解放の廃止、子どもや教育関係予算を切り捨てている。63 ○13番(和気信子君)




2019.6.5令和元年第2回定例会(第1号)本文

保護者、子どもにどういった対応をしよう、どう納得してもらおうとか考えていなかったのはすごく残念。使えるプールを廃止と決めつけている。行財政改革が行われているが、どれくらいの計画で教育委員会は廃止を考えていたのか。市民プール、屋内プールをまず計画、つくってから(小学校のプールを)全部無くしますよ、とすれば経費も二重にならない。子どもたちの利用が少ないとおっしゃっていたが、プール(一般開放)が始まった頃はお盆の間はなくてもほとんどが開いていていつでも宿題が終わってプールへ行けた。現在はいつどこのプールが開いているのかわからず行きにくいので(利用が)減るのも当然。子どもたちの水遊び、夏にしかできない体験をどう保障されるのか。プール遊びと居場所づくりの中ですることとは違う。

55 ○13番(和気信子君)


一般開放の時に遊べた子どもたちはもう切り捨てるというふうなこと、あってはならない。

行革の中で廃止はなかったのか。載っていなかったのか。

59 ○13番(和気信子君)




泉南市は市民プールがない市です。泉州地域でも市民プールがないのは泉南市だけ。学校プールを全廃するという。市民プールも学校プールもない市は全国でも例がないのでは。プール授業は移動時間を要するため、6こまに減らされています。学校プールは全コース使えた。サンエス温水プールは一般利用者と教養のため、子どもが使えるのは2コースだけ。(学校プールの)運営費用は約3,000万円と試算されている。この費用は、子どもたちの健やかな成長のため、市民の夏の遊び場、余暇やスポーツ交流の場を確保するため、当然必要な予算ではないでしょうか。この予算は、子どもたちへの必要不可欠な投資であり、泉南市民の権利を守るものでもあります。子育て世代が泉南市から転出していけば、税収も減る、財政難を理由に学校プールを廃止しながら財政難の原因を作る。平成30年度スポーツ庁委託事業の学校における体育活動での事故防止対策推進事業、学校屋外プールにおける熱中症対策では、実現可能な対策ができると明確に書かれている。121 ○和気委員



 泉南市は、屋外にある10ある学校プールを今年は7校、来年度は3校分を使用停止にする計画です。学校プールの使用停止に伴い、夏休み期間中の市民向け一般開放は、今年から中止されます。7小学校と2幼稚園が今年から、(略)サンエス温水プールまで事業者のバスに乗って学校プール授業を受けます。砂川小、信達小、西信達中のプールは今年度は使用され、3小学校と4中学校の授業に使われますが、来年度から使用停止になります。サンエス温水プールだけで(註:全ての小中学校の)授業ができるのでしょうか。民間事業者の温水プールを利用する計画ですが、どこを使うかは未定の状態です。小学校10こま合ったプール授業は移動時間を要するため6こまに減らされます。(略)
 子どもたちの思い出を作る学校プールを廃止するな、これが保護者の声です。(略)一丘中学校は、プールを全面使い、子どもたちが伸び伸び泳げるように、今年度教育委員会に申し入れて、サンエス温水プールから砂川小学校のプールの使用に変更しました。(略)泉南市子どもの権利に関する条例では、「市及び市民等は、子どもの声に耳を傾け、子どもの最善の利益を第一に考慮し、持って子どもの権利が擁護されるよう、不断に努めなければなりません」とありますが、これは守られていません。40年後の泉南市を見据えて策定されている泉南市公共施設等最適化推進実施計画は、学校プールの使用停止や全廃計画は検討項目になっていません。26 ○13番(和気信子君)



 子どもたちの夏休みの生活実態は把握されているのか。アンケートをとるのか。
 夏休みのプール開放日については、子どもたちが水遊びにかかわれる場所、こうした体験を積むことが子どもたちの成長に大きくつながる。子どもの権利条約でも子どもの遊ぶ権利が大事にされている。今までは高学年であれば自分たちで(プールに行けた。)子どもたちの夏の遊びが制約されたと思う。174○13番(和気信子君)



 ことし使用していた学校プールも、全て来年度は廃止と報告されています。第2次行革でマイナス5%シーリングが打ち出された平成21年に、プールの廃止が教育委員会教育総務課から提案されたが、前市長の決裁で存続されています。
 財政が厳しくても、子どもたちにプールは必要と判断されたからです。今年度のプールを廃止する理由は、利用者が少ない、熱中症やプールの改修などがコスト高ということで、こういった形で理由を述べられておられます。子どもにかける費用は二の次と考えておられるのでしょうか。
 また、今回の廃止の提案は、教育委員会から出されたというふうには思いますが、最終判断は誰がされたのでしょうか、お聞かせください。
18○13番(和気信子君)



 前のときは本当にお金、マイナス5%シーリングで、どこかを削らなあかんというたときに、御提案されても最終的には市長が判断できた(略)。
 もうそれはあくまでも権限は教育委員会のほうにあったということなんですね。その辺をちょっとお答えください。
22○13番(和気信子君)



 これからお金がかかるから、今回もマイナス2%シーリングですか、そういった中で提案されているというふうに思いますが、こういった権限が教育委員会にあるんであれば、しっかりと今後市民プールをなくさずに子どもたちが大好きなまちにしてほしいと思います。
 市長にお聞きしたいんですが、市長は数年後に室内
プールをつくるというふうにおっしゃっておられました。何月の定例会でか、この市民プールの建設の計画をお聞かせください。26○13番(和気信子君)



 本当に市民プールがないんですよ。なくすんですよ。
 しかし、子どもたち、小学校区にあった市民プール的なものをなくして、5年じゃなく10年とか言われれば、これはもう子どもたちにとって大変なことなんですよ。
 子どもたちの環境、そして体づくりを含めて、ぜひ考え直していただきたいと思いますし、つくるんであれば、すぐにでも市民プールをつくってください。そうじゃなければ、この今あるプールを必ず来年度は再開していただきたいというふうに思います。
 泉南市から子育て世代が、プールもないし、いつできるかわからないこの市民プールの、こういった中で本当に子どもたちはよその地へ行くと思います。30○13番(和気信子君)



 327ページの学校プール一般開放についてなんですが、これについては、ずっとこの間、議論もしているわけですけれども、この間、教育委員会からのお話がいろいろある中で、この予算の使われ方について、今いろいろ議論されていますが、結論的にいけば、一般開放の委託費が丸々もう要らないと。
 もちろん施設費とかというのは、維持管理費はもちろんあってもなくても要ったというふうに思いますし、それと改修費用についても、それはなくせばなくすで、またそれはお金が要るということですので、結果1,000何ぼというのは一般開放のそういったことの費用かというふうには思いますが。
 この中でずっと教育委員会が言っていたことが、熱中症やとかいろんな形で、何か台風の被害があって入れなかったとか、一般開放も含めてプールの授業についてもというふうにありましたけれども、資料をちょっと出していただいたのを見ますと、熱中症でとかいうのは、この平成30年度においては、警報を発令したときにはお休みしていますけれども、雨の日、雨天による水温の低下ということがほとんどで、資料を見ますと
プールに入れなかった日というのは、こういった形で大体3日から4日というような形で、各小学校区であるんです。
 ですから、こういった説明するときも含めて、正確にやはりお伝えして、なぜこの
プールを子どもたちにとっては、もちろん雨の日や水温が低いときには、それは絶対健康上無理ですし、またすごく日中、日が当たって熱中症になりかねないときについては、それはそれでやめていただかないといけないんですが、この中で1個も水温が低いとか、そういうことはおっしゃっておられませんでした、熱中症、そういうような形で。
 そういった誤解を招くような発言は、やっぱりしていただきたくない。きちんと中で実際の具体的にこういったのを示しながら、やはり保護者の皆さんにもわかっていただけるようにしないと、誤解を招くと思うんです。
 それと、その効果額についての1,000万ぐらいというふうにおっしゃっていましたが、実際に今使える
プールは、平成31年度においても使えたプールがありますし、その辺の今後ということは、今後はもう全くそれについては使わないというふうに考えておられるのか。
 それは、今後の
プールのあり方、それをそのまま置いておくのか、どうするのか、ほかに活用するのかとか、その辺についてはどうなのか。
 また、一般開放については、市民にもすごく大きくかかわりがあることですから、やはりパブリックコメントをして、いろんな意見を聞きながら、今後再開するのか、ほかの活用がないのか、市財政厳しいから、それはもうやめざるを得ないのかということも含めてすべきだというふうに思いますが、もう本当に丁寧な説明もない中で、市民にもお知らせしないでということは、よくないと思いますが、その点はどのように考えておられますか。
84○13番(和気信子君)



 まず、パブコメの件ですが、私は学校のプールについては授業の分については、もちろん保護者には当然説明を開いておりますし、説明会を開く必要は絶対にあると思いますが、じゃ、一般開放については、市民プールとして活用されていたにもかかわらず、それを打って出た。泉南市に市民プールがないからということで位置づけてきたにもかかわらず、まず市民にそれを説明しない。
 また、意見を聞いてもちろん財政問題もありますから、市民も真剣に考えますよ。いろんな形でやはりそういったことはやるべきだと思うんですよ。
 保護者については、一生懸命に誠意を示しているということで、説得しているような感じがありますけれども、市民に対しては一個もそういった誠意がないですよ。
 やっぱりそれはやらなかったら今後の泉南市の財政運営、もちろん財政が厳しいから、何かにこれからいろんな形で統合せなあかんとか公民館やとか、また老人集会場とか、ずっといろいろ提案されているにもかかわらず、今プールが初めてでしょう、具体的に廃止をしてというような形で言われている中で、やっぱりそれはやるべきじゃないですか。その点は納得できませんので、しっかりとそれはやっていただきたいんです。
 それから、もちろん学校の授業については、寒いときは絶対に子どもさんを守らないけないから、時期の問題もありますから、学校の授業をするにしても、その時期の問題をやはり考えていこうとか、そうすれば学校の授業でも、この寒いときはやっぱり避けて時期を見ながらするということが可能だと思うんですよ。
 今でしたら、温水プールに行って、2月までしなければならないようなことを、いろいろ考えておられるわけですから、その辺も含めていろんな形で考えながら、やはり進めていくべきだというふうに思います。
 他市では、屋外プールで授業をしたり、屋外プールで、市民プールがあったりとかする中で、逆行しているでしょう、泉南市は。それをどう市民に説明し、将来的にもうこのままでいくということなのか、将来的には市長はプールをつくるとか言うていますけれども、5年なのか10年なのか、そんなのは、今いる子どもたちが成長していきます。
 だから、そういった意味で、しっかりと考えていただきたいんですが、まず、パブコメの考え方を直してほしいんですが、お答えをお願いします。89○13番(和気信子君)



 子どもたちに本当にプールについては、やはり今までずっと長年泉南市が、もちろんお金がたくさん要ったかもしれないけれども、やっぱりそれは学校でプール授業ができ、また夏休みには一般開放で、子どもたちが地域の中でこういった環境もいい中で、体づくりをしてきたことに対して、来年度からは全部廃止で、教育委員会もそういうふうに言っています。
 そういったことについては、市長はどのように考えておられるのか。また、パブリックコメントとしていろんな形で新しい施策をしたりとかするときには、市民に対してパブリックコメントをずっといろんな形でとられていると思います。
 この一般開放については、やっぱり泉南市全体の市民が、それを使っていたわけですから、ぜひ市民の声を聞き、これから幾ら財政難といっても、それをなくすか継続するか、また市民にどのようにお願いするか、いい知恵が浮かぶかもしれないです。
 そういったことをやらなかったら、市民はこれからいろんな教育で統廃合、そしていろんな公民館にしても老人会にしても、地域の皆さんと話をしながら進めていくことやと思うんですが、そのまず初めのことやと思うんですよ、この今までなかったことを全部廃止するということを決めているわけですからね。
 そういうのは、きちんと市民に対してもしっかりと意見を聞き、尊重すべきだというふうに思いますが、その点について市長の考えをお聞かせください。
28○13番(和気信子君)


 回答がないんですが、パブリックコメントについては、どのように考えておられるのかというのをお聞きしたんです。
 というのは、泉南市が言っている水温が学校で低かったり、梅雨があったりとか、また夏休みにおいては、それこそ気象、今の暑さの中では温度が高くなって泳げないということも含めて、いろいろおっしゃっておりましたので、そういうことも含めて、全てにおいていろんな形のアンケートをとって、市民からもやっぱり意見を聞くべきやと思うんです。
 というのは、ほかのところでも市民プールが屋外でプールを実際にやっているし、またつくっているしという声で市民はいろいろ聞いていますので、じゃ、泉南市は何でということになれば、やはり今、市が言うている理由も含めて、いろんなことを聞いた上で、今後将来に向けてどうするかということを考えなかったら納得しないと思いますので、ぜひ、これはやるべきだというふうに思います。
 また、聞いているのは、温水プールではすごくよかったと、子どもたちが喜んでいるということでアンケートをとられましたけれども、実際にはことしは学校のプールで授業をしているところもありますので、そこのところは聞いていません。
 だから、本当に一方的じゃなくて、満遍なく聞いて、そうやねと納得して、じゃ廃止もしようがないねと、じゃプールをつくってくれるということも聞いているしとかになりますので、ぜひそれをとっていただきたいんです。
 それともう1点は、市長が5年後か10年後には、泉南市にも温水プール、屋内プールもつくるというふうに発言されていますし、もう本当に子どもたちは成長しているわけですから、今の小学1年生はもう中学生になるし、10年後というたら、社会人になっているかもしれません。
 そういった状況で待てないから、じゃプールについてはどのように、本当に計画があるのかないのか、それについてもちょっとお聞かせください。
30○13番(和気信子君)











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